Chromebook でlogicool のWeb Camera C615 を利用する

HP Chromebook x360 14 で loogicool 社の Web Camera C615 を利用できるか試して見た話です。 HP Chromebook x360 x14 には標準でカメラもマイクも搭載されているため外付けタイプの Web Camera は必須ではないのですが、Chrome OS として対応するのか、内蔵カメラの角度を変えたいという外付け型 Web カメラのニーズがあるかもなのでテストした結果を紹介します。 結果として HP Chromebook x360 (14-da0008TU)logicool Web Camera C615 の 接続を確認できました。

logicool C615 について

テストする Web Camera は logicool 社製の”C615″ という製品です。 以前に Windows Virtual Desktop の Teams 会議の検証をやっていてその時に購入したものです。 

製品ホームページからざっと仕様や特徴を確認します。 マイク機能も持っていたり、対応ソリューションはSkype,Hangouts,FaceTime の3つだったり、フルHDの 30 fps に対応しており、標準的な機能と性能を備えている Web カメラと言えます。

  1. ワイドスクリーンのフルHDビデオ(1080p @ 30fps)
  2. 高速オートフォーカス
  3. HD光補正
  4. クリアな音声
  5. Skype™ – Google Hangouts™ – FaceTime(Mac用)で動作

以下は製品ホームページの比較表のスクリーンショットですが、3つの製品ラインナップの中ではもっとも解像度 / FPS が低いモデルです。 まあ、1080p / 30 fps に対応していますし、定価で5,500 円の製品ですので業務利用でなければ十分なスペックといえそうです。

https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/hd-webcam-c615n

接続テスト

実は、接続する前の下調べは全く行っておりません。 C615 の対応OS に Chrome OS が含まれるのか、Chrome OS として外部接続のカメラやマイクに対応するのか、その他、インターネット上の先人たちの記録など、あえて調べずにチャレンジしていきます。 色々トラブルが出たほうが書くことも増えますし、ブログに残す価値もあるかなとそんな軽い気持ちで進めていきます。

C615 を接続する前に、どうやってカメラとマイクの認識を判断するか考えます。 Chrome OS の設定 > デバイスに音声の入力や出力に関するデバイス設定があるかと思ったらないのですね。

OS の設定では認識を確認出来ないとなるとアプリケーションレベルで確認するしかありません。今回はGoogle Workspace の Meet で確認します。

Meet の会議に参加します。 マイクとカメラの使用の許可を求められます。

カメラとマイクは Meet から利用可能です。 Meet の設定からも マイクは 既定 – Front Mic となっていること、

カメラも Front Camera (0408:51ea) が選択されていることがわかります。

Meet の設定から、Chromebook に搭載されているマイクとカメラを利用するか、今回テストする C615 が利用できるかは判別できそうなことがわかりました。

C615 のインターフェースは USB Type-A です。 さっそく HP Chromebook x360 14 に接続します。

認識し、動作しました。OSの再起動や Chrome ブラウザの再起動などを行うこともなく、以下の Meet の設定画面の通り、マイクとして C615 を認識しました。 私が声を出せば、マイクアイコンの右のアイコンが反応し、音声をマイク入力されていることがわかります。

 

カメラも C615 を認識ました。 元の内蔵カメラのレンズを隠して、ちゃんと C615 のカメラが利用できていることも確認出来ています。

まとめ

Chromebook に市販の Web カメラの接続し、利用できるかどうか確認しました。 今回は HP Chromebook x360 14 とlogicool のWeb Camera C615 で問題なく Google Workspace の Meet の TV 会議で利用することが確認出来ました。 利用にあたっては特に設定なども不要でオンデマンドでデバイスを認識し、利用することが出来ました。 あまりにあっさりと何事もなく利用できてしまい拍子抜けではありますが、Windows向けのデバイスも普通に使えてしまう Chromebook の良さを再認識することも出来ました。

以上