この記事のWVDは”Windows Virtual Desktop Spring 2020 Release”が対象です。
iPad から Windows Virtual Desktop に接続する話です。 今回は Remote App 編です。
Remote App リソースの起動
今回のテストでは Edge を起動します。
途中で Active Directory Domain Service の認証が求められるのでサインインします。この手順はデスクトップリソースへのアクセスと変わりありません。
以下のようにiPad 全体の画面の黒塗りの中に Edge のウィンドウが起動しました。この辺の動作は Android クライアントと同様です。
この黒塗りの中で Edge のウィンドウを小さくしたり、
フルサイズにすることもできます。
黒塗りのウィンドウの中には複数の Remote App を同時に起動することも可能です。
iPad をメインで利用している環境で Windows Virtual Desktop をエンドユーザに提供する場合は、デスクトップリソースを提供するよりも、どうしても利用する必要がある Windows アプリをRemote App で提供した方がわかりやすく、ユーザ教育もしやすいかなと思います。 iPad や Chromebook のような非 Windows な端末からの利用の場合、キー配列が違ったりと Windows デスクトップをフルで提供しても全く同じ使い勝手にならないということがあります。 中途半端にフルのデスクトップを見せてしまうとギャップが出た場合にエンドユーザは混乱してしまうということです。
以上