GCPの認定資格、Professional Data Engineer に合格した話

今週の2023年4月4日に Google Cloud Certified – Professional Data Engineer を受験し合格した話となります。 GCP の認定は昨年7月に取得した Professional Cloud Architect に続いて2つ目となります。

先に言っておくと今回の記事は Google Cloud Certified – Professional Data Engineer を受験したいという方にあまり参考にならない内容です。(事前の準備をほとんど行っておらずどうすれば合格できるかという情報が乏しい)

試験を受けた理由

理由は1つです。 会社から無料のバウチャーが提供されることになったためです。  

試験対策

この試験の領域、データ処理システム、は相応に知見がある領域です。 20年近くのオンプレミスでの経験、3年の Public Cloud のプリセールスおよびデリバリーで十分に実務経験を積むことが出来ています。 

試験という意味では Microsoft Azure や AWS 、Alibaba Cloud で似たような領域の試験は経験済です。 この領域、20年くらい前から基本的な技術、ベースとなる技術は大体同じで違うのはサービス名くらいです。 GCP でのサービス名を覚えてしまえばそれで準備はほぼ終了となります(自分の場合は)。 データを扱うシステムとはどうあるべきかがまず先にあり、その理想像を実現する方法論が問われる試験だからです。 なのでシステムのあるべき姿を頭に描ければ、道具となる GCP のサービス群を理解することで回答は比較的に容易に進みます。

ということで試験の準備は1時間ほどです。 

まずは認定資格のホームページを確認しました。 ここで試験の概要を確認しました。

次に試験の範囲を確認します。 認定ガイドとなります。  データの置き場となるストレージやデータベースを特性に応じて使い分けること、そのストレージやデータベースにどうデータ届けるか、そのデータをどう漏れなく集めるか、などが問われることがわかります。 最近のトレンドというか一般化したともいえる機械学習もです。 冒頭書いた通り、GCPにはどういう道具があるか、そしてその使い道を抑えてしまえば試験の準備はほぼ完了します。

試験の結果

結果は合格でした。 Google の試験は問題文も短くサクサク進むので30分もかからずおわりました。 ただ、正直言うと自信を持てない回答が4分の1ほどあり受かったかもしれないし落ちたかもしれないと半々の気持ちでした。 

なお、試験の結果は受験直後にはわからず3日後にメールで届きました。

まとめ

ここ2年ほど携わる業務が Public Cloud から離れてアプリケーション開発になっていた中で久々に Public Cloud に触れることが出来たのは新鮮でした。 データを受け取って、受け取ったデータを格納し、必要に応じて取り出すというのはコンピュータの基本動作で、20年前からもそしてPublic Cloud だろうが何だろうが同じものと言えます(昔はそんなこと思わなかったので自分も年齢を重ねたということなのかなとちょっと思ったり)。 そんなデータ処理システムをGoogle Cloud でどう扱うかこの試験の準備や試験を通して学ぶことが出来たのは自分にとっては有益でした。

以上