Fuction Compute を使ってみる話です。 前回のテンプレートからのアプリデプロイに続いて今回はFunction Computeへのアクセス時のドメインにカスタムドメインとして自分のドメイン(bigriver.jp)を指定します。
約2年前にPublic Cloudのセールス&デリバリーの部門からアプリケーション開発の部門に所属が変わったのですがあまりに多忙すぎてアプリケーション開発のスキルを全く習得することが出来ていませんでした。 生活環境の変化などもあり日に1−2時間はスキルアップのための時間を捻出できつつあるのでFuction ComputeやVolt MXのプラットフォームを使ってコーディングのスキルアップを目指しているところです。
目次
Function Compute のカスタムドメインの追加
Alibaba Cloudコンソールの管理画面からFunction Compute>高度な機能>ドメイン名に進みます。”カスタムドメイン名の追加”をクリックします。
カスタムドメインの追加に必要な設定を行い、”作成”をクリックします。
ドメイン名は自分のドメインになるのでbigriver.jpを指定します。
画面上では中国本土リージョンで使う場合に2点の注意書きがあります。1つはドメイン名の登録が必要となることです。2つ目はICP登録の申請がサポートされることです。 今回は中国本土ではないためこの2点は考慮不要となります。
まずはbigriver.jpゾーンにCNAMEレコードを追加します。 bigriver.jpゾーンはAlibaba Cloud DNS で権威サーバを構成しているのでAlibaba Cloud DNSでCNAMEレコードを追加します。
最終的には以下の内容で設定。
作成が完了しました。
カスタムドメインの動作の確認
カスタムドメインでアクセスし動作を確認します。
http://fc1.bigriver.jp/ でアクセスします。 Function Computeがカスタムドメイン名で正しく応答することが確認出きました。
今回は非TLSな構成でテストしました。 おそらくサーバ証明書を以下の画面から登録してあげればTLSでもカスタムドメインを利用できたかもしれませんが私が利用している証明書が複数のサーバ環境に対応しているか(ライセンス的に)不明だったため実際の確認は控えます。 サーバ証明書によっては1枚の証明書で何台でも設定可能なものも設定するサーバの台数分だけ購入が必要なものがあるためです。
Function Computeのカスタムドメインの設定に関する紹介はここまでとします。