Express Connectの料金改定

2019年2月25日にExpress Connectの料金改定が行われました。 詳しくは以下の公式サイトで案内されています。

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改定内容のポイントを紹介すると以下4点になります。

  1. 接続料金の一部値下げ
  2. 利用可能な帯域幅追加
  3. 全てのリージョンが相互接続可能
  4. 同じリージョン内の VPC 相互接続無料

一つずつ解説してみます。 なお、今回の話の前提はExpress ConnectのVPCコネクションになります。 VPCコネクションは言葉通り、VPC同士を接続するものです。例えば東京と上海を接続する場合に利用します。 また、Express Connectにはダイレクト・アクセスというサービスメニューもありこちらはUNI接続などで利用します。

1. 接続料金の一部値下

東京リージョンとの中国リージョンとの接続について変更前と変更後での料金比較表を作ってみました。 100Mbpsが50円下がったようです。一方1Gbpsは上がっていました。

以下の表は月額の税抜き費用です。 なお、最新の価格は公式サイトから確認してみてください。

Before
(2019/2/25以前)
After
(2019/2/25以降)
2MbpsN/A59,120円
5MbpsN/A147,800円
10Mbps295,600円295,600円
20Mbps488,800円488,800円
50Mbps907,400円907,350円
100Mbps1,453,600円1,453,600円
200MbpsN/A2,648,000円
300MbpsN/A3,972,000円
400MbpsN/A5,296,000円
500MbpsN/A6,620,000円
800MbpsN/A10,592,000円
1Gbps12,352,200円13,240,000円
1.5GbpsN/A18,539,520円
2GbpsN/A24,719,360円

2. 利用可能な帯域幅の追加

これが一番嬉しい変更になると思っています。 以下の帯域がラインナップに追加されました。 比較的安価な2Mbpsと5Mbpsが利用可能になったことで、Express Connectの導入がより進むのではないかと推測します。

  • 2Mbps
  • 5Mbps
  • 200Mbps
  • 300Mbps
  • 400Mbps
  • 500Mbps
  • 800Mbps
  • 1.5Gbps
  • 2.0Gbps

3. すべてのリージョンの相互接続が可能

すべてのリージョン(VPC)を相互接続可能になりました。 そういえばCEN(Cloud Enterprise Network)も同様の特長を持っていたはずです。

ネットワークインスタンスの相互通信

CENにアタッチした任意のネットワークインスタンス間で相互接続が可能

https://jp.alibabacloud.com/product/cen?spm=a21mg.145324.907453.dnavproductsc8.1a385240lRl60t

詳細は別の機会となりますが、Express ConnectとCENでは出来ること、出来ないことに違いがあり利用シーンも異なります。 

とりあえず、Express Connectでもすべてのリージョンで相互接続が可能となりました。 東京リージョンでは以前は中国本土とあとアジアの2つ(思い出せない、マレーシアとインドとインドネシアのうち2つだったような。。)しか接続出来なかったのですが、すべて接続可能となりました。

4. 同じリージョン内の VPC 相互接続無料

以前は以下の価格テーブルが設定されていました。

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日本(東京)リージョンの中のVPC間接続も以前は22,100円/月だったものが無償になるということです。  例えば、本番環境と検証環境でVPCを準備していた環境で、データ転送用の相互接続が無償で出来たり、また、中国-日本間のVPCコネクションの検証として1リージョンの中で疑似的にVPCコネクションと周辺のVPN接続などを試すことが可能となります。