トラフィックパッケージの繰り越しを確認する

この記事は Alibaba Cloud の日本サイト の環境(ドキュメントやアカウント、そのアカウントでの検証結果)に基づいて記載しています。 日本サイトと国際サイトでは各プロダクトごとに提供機能が一部異なることがあります(そのほとんどは国際サイトの方が日本サイトよりも多機能になっている)。記事の内容は適宜最新化する予定です。

ECSのスターターパッケージの料金にはパブリック通信のアウトバウンド通信の転送量が含まれます。 この料金に含まれる一定の転送量は”トラフィックパッケージ”としてAlibaba Cloud上で確認出来ます。 そしてこのトラフィックパッケージは繰り越し出来るという特長があります。

このブログ(https://bigriver.jp/)はECSのスターターパッケージ上に構築しています。 プランは一番安いSuper Lightとなりパブリック通信のアウトバウンドトラフィック100GBの転送量が含まれています。

この100GBの転送量ですが、毎月付与されます。 その有効期間は50日です。つまり、繰り越しが出来るということになります。

実際の画面で見ていきましょう。

まず、ブログの準備を始めた2019年1月27日に100GBのトラフィックパッケージが有効となりました。 このパッケージの有効期限は2019年3月20日です。

次に2019年2月28日にまた100GBのトラフィックパッケージが付与されています。 画面上に2つの100GBのパッケージがあることが確認出来ます。

また、トラフィックの消費は最初に付与されたパッケージから消費されていることも確認出来ます。 しかし、100GB中、4GB弱しか使われておらず、あと1週間後には約90GBは捨てることになりそうです。 ちょっと損した(する)気分ですね。

パブリックトラフィックの従量課金を定額化出来るトラフィックパッケージについては以下の記事にも書いています。こちらも参考にしてみてください。

以上